2019年

2019年12月。
コンサートが続き、その準備/本番であっという間に1ケ月がすぎ行きました。

2019年何を考えてきたのか整理してみます♪

【マリンバsolo】
マリンバをメロディー楽器でありながらも、打楽器としての捉える事が多くなり
表現の仕方、マリンバの使い方(音選び、アレンジの仕方とでも言いましょうか)が変わってきました。
その一つが「リズム」
手を使ってのミュートを織り交ぜながら音の長短を意識し、時にはリチャードボナ、ジェームズブラウンリズムに影響を受け、ボビーマクファーリンの音楽性に憧れながら、「ではマリンバで何ができる?」を日々模索した日々だったように思います。

PC、電子機材を用いてのライブ演奏は定番となってきました。
なぜ電子機材を使ってスピーカーを通した音色を使うのか。
これにはまだ明確な答えを出せていませんが、
ぼんやり思うのは、自分の考えている事を上手く他人に伝えられないから
というのがあるかもしれません。
もちろんコンピューターを用いた音楽の面白さは確かにあります。
一方で、
人力で何十時間いや、何年もかけなけなければ習得できないものを指一本でそれらしくしてしまう手軽さ。
思考がなくてもそれっぽいものができてしまう危うさ。
それがあたかも自らが産み出したものだと錯覚してしまう嘘。

秋に収穫した一年分の大量の生姜を一つ一つ丁寧に土を落とす作業をしていると
ウワベだけでは無い泥臭く、土くさい心の深部からの音づくりとはなんだろうと
思考の渦に巻き込まれていきます。

人の想像力ほど尊いものはこの世の中に存在していないように思います。
「感動」
革新的でありながら人の心が揺さぶられる音楽でありたいと。

【オーケストラ】
「オーケストラ」の現場に行けば
ベートーベン、バッハ、モーツアルトの素晴らしさに改めて感激し、
自分はどこに立ったら良いのか、何を信じれば良いのか路頭に迷います。

「音色」
オーケストラの中の多様な音色。
音に色をつけることで音楽が動いていくことに
人は心を動かされるのだなと。
トライアングルの音色一つとっても十人十色。

【小さな子どもたちへのコンサート うたうたげ】
コンサート中どれだけ子どもたちの中に入っていけるか。
そして信用して心を開いてもらえるか。
決して迎合してはダメなんです。
「聞いてもらおう」と一生懸命演奏するのではなく、
子どもたちの声を「聞く」事が役割。

取り留めのない文章になりました^^。
2019年今年も悔いなき日々が過ごせました。
そして、素晴らしい出逢いがありました。
ご縁に感謝です。

ありがとうございました。

また来年。

 

 

 

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