サウンドスケープへの想い

先日のリサイタルの様子をアップしました。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=18PWy74BLcg …
【Begging Song ~はじまり~】marimba solo project Sound Scapeより

https://www.youtube.com/watch?v=G6HSZzgLOgc …
【Veracruz : Traditional Mexican】

 

そして、今季「サウンドスケープ」を取り組んでみた想いを文章にまとめてみました。引き続きこのテーマのもと制作してこうと思います。

【サウンドスケープとの出会い:マリンバ奏者 松本律子】

ゼロから音を創造する楽しさ。

心のおもむくままに音を奏でるよろこび。

そして心の声を音にする表現者としての新たな役割は、演奏家としてではなく、ある時は美術家のように、ある時は野菜づくりのお百姓さんのように、音を育て、音楽を創り上げる 空間をコーディネートしているようにも感じます。

少し人里離れた山のふもとに住まいがあります。

窓を開け放ってマリンバを弾いていると風に吹かれる木々音、鳥の声、人、虫、生き物の声、時おり通る車の音、砂利を踏む足音etcが部屋の中に入ってきます。

木の鍵盤を叩いて音を鳴らすシンプルな構造のマリンバと自然の中の音たちの作り出すハーモニーがとっても心地よく、その心地よさを作品として表現できないかと考え始めたのが事の始まります。

それと並行して、平均律で調律されたお行儀の良いマリンバはそこにいるだけでは音楽になることはありません。人の手が加わって丁寧に音を組み合わせることで初めて音楽となります。一方、自然の中の石コロや木、竹、鉄たちは触れ合った瞬間音楽が出来上がることが何とも心地よく感じました。マリンバと石コロetcを組み合わせて人と自然がより調和する音楽を描いてみたくなりました。

この考えが「サウンドスケープ」の概念を繋がることを知り、関連の本を読み進めて深くと、長いこと心に引っかかっていた「音(音楽)」の存在意味が紐解かれるヒントがあるような気がしてなりません。

音(音楽)が人と社会に与える影響の大きさ、音の問題から社会全体のあり方まで、音が生きることに直結していることへの気づき。

マリンバは独特のやわらかなやさしい音色ゆえに「癒し」「安らぎ」という言葉で表現されることが多いです。しかし「癒し/安らぎ」を超えた心に激しく突き刺さるものを音で描いてみたいと思うのです。ヒントが自然の中にあるような気がしております。

まだ耳にしたことのない地球の声を感じてみたい。

願いひただ一つ。

極上の音楽を奏でたい一心です。

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