2020年。
今年は、
毎年秋に行うリサイタルと同時にアルバムも発表しようと
今、制作の真っ只中です。
写真を撮りました。
撮る人と撮られる人の関係は、音楽のアンサンブルとまるで同じでした。
精神世界でつながっていると言いますか。
モノをつくる時は大なり、小なり自分の中に「軸」を置きます。
それが哲学的だったり、宗教っぽかったり。
その精神が作品そのもので
表現の手段が音楽だから
音楽=私
になったらいいなあ
といつも思っています。
写真家 宇都宮輝さんとのセッションは刺激に溢れていました。
何も考えなくなり、全てを委ね、身体が宙に浮いた時
「撮れた!」
の声がかかります。
「写真を撮ると魂を引き抜かれる」
昔の人はうまいこと言ったもんです。
魂をカメラマンに託すとでも言いましょうか。
姿形の先にある精神の部分でのアンサンブル。
これが写真なのかな。
「こういうことができるようになったんだ」
と
過去の自分を振り返りながら
「過去ー現在ー未来が同時に存在する」
なんて事を考えていたら
コンサートタイトルが決まりました!
「time」
聴こえた音
聴いてる音
聴きたい音
これについてはまた次回♪
写真撮影は
一つのコンサートを終えたような充実感でした。
衣装に
母の成人式の時に祖母があつらえたベルベットのワンピース
叔母が若い時に来ていた黒のワンピース
友人にプレゼント頂いた白いワンピース
を着用。
帽子は今回の演出くださるシモシュのもの。
来週から録音に入ります。
右から制作のゆうちゃん、
演出のシモシュ、
私、
写真家のテリーさん
アシスタントきくちゃん