取り扱い説明書 for malletKAT

英語の取り扱い説明書に悪戦苦闘。
ただでさえこういうモノは面倒なのに…。

この一文が好きです。
意訳します。
「私たちはマリンバやヴィブラフォンと競うためにmalletKATを作っていません。
アコースティック鍵盤打楽器では表現し得ることのできない、全く新しい表現媒体となることを意図しています。」

グランドピアノとキーボードが全く違うのと同じこと。
実際アコースティックマリンバとmalletKATを弾き比べて、音の出し方(使うテクニク)が全く違います。マリンバの繊細なフレージングの作り方、2、7度の美しい響きはmalletKATには出せません。しかし多様な音色、曖昧さのない電子楽器ならではのアプローチ、小さな部屋の中で音楽創りを完結させてしまうコンパクトさ。これはアコースティックマリンバにはできません。

どちらも否定せず、あくまでもたくさんある中の「楽器の一つ」として付き合って行こうと思います。

11月リサイタルを予定しております。
そこでご披露できれば♪

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